- Google Cloud 認定資格とは?注目される背景と取得メリット
- Google Cloud 認定資格の全11種類を一覧で徹底比較
- 【レベル別】Google Cloud 認定資格の難易度と合格率の目安
- Google Cloud 認定資格のおすすめ勉強法と学習リソース
- 未経験から始めるGoogle Cloud 認定資格の取得ロードマップ
- Google Cloud 認定資格の受験方法と当日の注意点
- Google Cloud 認定資格とAWS・Azure資格の比較
- Google Cloud 認定資格を活かしたキャリアパスと年収
- まとめ:Google Cloud 認定資格でクラウドキャリアを切り開こう
- よくある質問(FAQ)
Google Cloud 認定資格とは?注目される背景と取得メリット
Google Cloud 認定資格とは、Google Cloud Platform(GCP)に関する知識とスキルを公式に証明する資格制度です。Googleが直接認定するため、世界中のIT企業で高い信頼性を持っています。
近年、クラウド市場は急速に拡大を続けています。調査会社Synergy Research Groupの2024年データによると、クラウドインフラ市場におけるGoogle Cloudのシェアは約11%に達し、AWS・Azureに次ぐ第3位の地位を確立しています。日本国内でも、大手企業や官公庁を中心にGoogle Cloudの採用が加速しており、認定資格保有者の需要は年々高まっています。
Google Cloud 認定資格を取得する主なメリットは以下のとおりです。
- 年収アップの可能性:Global Knowledgeの調査では、Google Cloud認定資格保有者の平均年収は米国で約17万ドル(日本円で約2,500万円)と報告されています。日本国内でも、クラウド系資格保有者は非保有者と比較して年収が50〜150万円程度高い傾向があります。
- 転職・キャリアアップに直結:クラウドエンジニアやデータエンジニアのポジションでは、Google Cloud認定資格が応募条件や歓迎条件に明記されるケースが増えています。
- 実務スキルの体系的な習得:試験はハンズオン(実技)ベースの出題が多く、資格取得の過程で実践的なスキルが自然と身につきます。
- Google公式のデジタルバッジ:合格するとCredlyを通じてデジタルバッジが発行され、LinkedInやポートフォリオに掲載してスキルを視覚的にアピールできます。
- Google Cloudコミュニティへの参加:認定資格保有者限定のコミュニティやイベントに参加でき、業界の最新情報やネットワーキングの機会を得られます。
特にIT業界への転職を検討されている方にとって、Google Cloud 認定資格は「クラウド技術に本気で取り組んでいる」という強力な証明になります。名古屋エリアでも、大手自動車メーカーや製造業を中心にGoogle Cloudの導入案件が増加しており、認定資格の価値は今後さらに高まるでしょう。
Google Cloud 認定資格の全11種類を一覧で徹底比較
2024年現在、Google Cloud 認定資格は大きく3つのレベルに分かれており、合計11種類の資格が用意されています。それぞれの概要を見ていきましょう。
Foundational(基礎レベル):1種類
クラウド未経験者や非エンジニアでも挑戦しやすい入門的な資格です。
| 資格名 | 概要 | 推奨経験 | 試験時間 | 受験料 |
|---|---|---|---|---|
| Cloud Digital Leader | Google Cloudの基本概念やビジネス活用を問う | 経験不問 | 90分 | $99(約15,000円) |
Cloud Digital Leaderは、技術的な深い知識よりも、クラウドの基本概念やデジタルトランスフォーメーション(DX)の理解を問う試験です。営業職やマネジメント層にもおすすめの資格です。
Associate(アソシエイトレベル):1種類
実務経験6か月以上のエンジニアを対象とした中級レベルの資格です。
| 資格名 | 概要 | 推奨経験 | 試験時間 | 受験料 |
|---|---|---|---|---|
| Associate Cloud Engineer | GCPの基本的な構築・運用スキルを証明 | 6か月以上 | 120分 | $200(約30,000円) |
Associate Cloud Engineerは、Google Cloud認定資格の中で最も人気が高い資格の一つです。Compute Engine、Cloud Storage、IAMなど、GCPの主要サービスを横断的に問われます。
Professional(プロフェッショナルレベル):9種類
3年以上の業界経験と1年以上のGCP実務経験が推奨される上級資格です。
| 資格名 | 概要 | 試験時間 | 受験料 |
|---|---|---|---|
| Professional Cloud Architect | クラウドアーキテクチャの設計・計画 | 120分 | $200 |
| Professional Cloud Developer | GCP上のアプリケーション開発 | 120分 | $200 |
| Professional Data Engineer | データの収集・変換・可視化 | 120分 | $200 |
| Professional Cloud DevOps Engineer | CI/CD・SRE・運用自動化 | 120分 | $200 |
| Professional Cloud Security Engineer | セキュリティの設計・実装 | 120分 | $200 |
| Professional Cloud Network Engineer | ネットワークの設計・実装・管理 | 120分 | $200 |
| Professional Cloud Database Engineer | データベースの設計・管理・最適化 | 120分 | $200 |
| Professional Google Workspace Administrator | Google Workspaceの管理・運用 | 120分 | $200 |
| Professional Machine Learning Engineer | MLモデルの設計・構築・運用 | 120分 | $200 |
Professionalレベルの中でも、特にProfessional Cloud ArchitectとProfessional Data Engineerは市場価値が非常に高い資格です。Global Knowledge社の「稼げるIT資格ランキング」では、Professional Cloud Architectが常に上位にランクインしています。
なお、すべての資格は2年間の有効期限があり、期限が近づいたら再認定試験を受ける必要があります。クラウド技術は進化が速いため、常に最新のスキルを維持できる仕組みになっています。
【レベル別】Google Cloud 認定資格の難易度と合格率の目安
Google Cloudは公式に合格率を公表していません。しかし、受験者のレポートやコミュニティの情報を総合すると、各資格のおおよその難易度が見えてきます。
難易度の全体マップ
| 資格名 | 難易度(5段階) | 合格率の目安 | 必要な勉強時間目安 |
|---|---|---|---|
| Cloud Digital Leader | ★☆☆☆☆ | 70〜80% | 40〜60時間 |
| Associate Cloud Engineer | ★★★☆☆ | 50〜60% | 80〜120時間 |
| Professional Cloud Architect | ★★★★☆ | 35〜45% | 120〜200時間 |
| Professional Data Engineer | ★★★★☆ | 35〜45% | 120〜200時間 |
| Professional ML Engineer | ★★★★★ | 30〜40% | 150〜250時間 |
| Professional Cloud Developer | ★★★★☆ | 35〜45% | 100〜180時間 |
| Professional Cloud Security Engineer | ★★★★☆ | 35〜45% | 120〜200時間 |
| Professional Cloud DevOps Engineer | ★★★★☆ | 35〜45% | 100〜180時間 |
| Professional Cloud Network Engineer | ★★★★★ | 30〜40% | 150〜250時間 |
| Professional Cloud Database Engineer | ★★★★☆ | 35〜45% | 120〜200時間 |
| Professional Workspace Administrator | ★★★☆☆ | 40〜50% | 80〜150時間 |
上記はあくまで目安です。既存のクラウド知識やIT実務経験によって、実際の難易度は大きく変わります。
特に難易度が高い資格とその理由
Professional Machine Learning Engineerは、GCPサービスの知識に加えて、機械学習の理論・統計学・データ前処理の知識が幅広く求められます。TensorFlowやVertex AIの実務経験がないと苦戦する方が多い資格です。
Professional Cloud Network Engineerは、VPC、Cloud Interconnect、Cloud DNS、ロードバランサーなどネットワーク分野の深い知識が必要です。オンプレミスとクラウドのハイブリッド接続に関する出題も多く、ネットワークエンジニアとしての実務経験が重要になります。
一方、Cloud Digital Leaderは技術的な深さを求められないため、IT業界未経験の方でも1〜2か月の学習で十分合格可能です。「まずはクラウドの世界に触れてみたい」という方には最適な入口と言えるでしょう。
Google Cloud 認定資格のおすすめ勉強法と学習リソース
Google Cloud認定資格に効率的に合格するためには、適切な教材選びと学習計画が欠かせません。ここでは、実際に合格した方々の体験談をもとに、効果的な勉強法を紹介します。
ステップ1:公式学習パスを確認する
Googleは各資格に対応した「公式学習パス(Learning Path)」を無料で公開しています。まずはGoogle Cloud Skills Boostにアクセスし、受験する資格の学習パスを確認しましょう。
Google Cloud Skills Boost(旧Qwiklabs)では、実際のGCP環境を使ったハンズオンラボが豊富に用意されています。月額サブスクリプション(約$29/月)で全コンテンツにアクセスできるため、コストパフォーマンスに優れています。
ステップ2:体系的な教材で知識を固める
おすすめの教材を種類別に紹介します。
オンライン学習プラットフォーム
- Coursera:Google Cloud公式のSpecializationコースが充実。Professional Cloud Architect向けの「Preparing for Google Cloud Certification」は特に人気です。
- Udemy:日本語コースも多く、セール時には1,500〜2,000円程度で購入可能。模擬試験付きコースを選ぶと効率的です。
- A Cloud Guru / Pluralsight:英語コンテンツが中心ですが、品質が非常に高く、実践的なラボが充実しています。
書籍
- 『Google Cloudではじめるクラウドネイティブ開発』(技術評論社)
- 『GCPの教科書』シリーズ(リックテレコム)
- 『Official Google Cloud Certified Professional Cloud Architect Study Guide』(Wiley・英語)
書籍は体系的に知識を整理する際に役立ちます。ただし、クラウドサービスはアップデートが頻繁なため、出版日から1年以上経過している書籍の情報は公式ドキュメントで最新情報を確認しましょう。
ステップ3:公式ドキュメントを読み込む
Google Cloud認定試験の出題は、公式ドキュメントに基づいています。特に以下の項目は必ず目を通してください。
- 各サービスのベストプラクティス
- アーキテクチャフレームワーク
- セキュリティのホワイトペーパー
- ケーススタディ(Professional試験で出題される可能性あり)
公式ドキュメントは英語が基本ですが、主要なページは日本語に翻訳されています。日本語訳がない場合も、ブラウザの翻訳機能を活用すれば十分理解可能です。
ステップ4:模擬試験で実力を確認する
Googleは各資格の公式模擬試験を無料で提供しています。本番と同じ形式の問題に挑戦できるため、必ず受験前に活用しましょう。
模擬試験で正答率70%以上を安定して取れるようになったら、本番受験の準備が整ったサインです。70%に満たない場合は、間違えた分野を重点的に復習しましょう。
ステップ5:ハンズオンで実践力を磨く
Google Cloud認定試験は「暗記」だけでは合格できません。実際にGCP環境を操作し、手を動かす経験が不可欠です。
- Google Cloudの無料枠:新規アカウント登録で$300分の無料クレジット(90日間有効)を利用できます。これだけでも基本的なハンズオン練習は十分可能です。
- Google Cloud Skills Boost:ラボ環境が用意されているため、自分のアカウントに課金されるリスクなく安全に練習できます。
- 個人プロジェクトの構築:簡単なWebアプリをGCP上にデプロイするなど、自分だけのプロジェクトを持つと理解が深まります。
なお、株式会社アイティークロスでは、クラウド技術を含むIT研修制度を充実させています。SESエンジニアとして働きながら実案件でGCPに触れる機会も多く、資格取得と実務経験を同時に積める環境が整っています。
未経験から始めるGoogle Cloud 認定資格の取得ロードマップ
「IT業界未経験だけど、Google Cloud認定資格に興味がある」という方のために、段階的な学習ロードマップを提案します。
Phase 1(1〜2か月目):ITの基礎とクラウド概念を理解する
まずはクラウドコンピューティングの基本概念を押さえましょう。
- クラウドの3種類(IaaS・PaaS・SaaS)の違い
- 仮想化技術の基本
- ネットワーク(TCP/IP、DNS、HTTP)の基礎
- Linux基本コマンドの習得
この段階では、ITパスポートや基本情報技術者試験の学習教材も参考になります。
Phase 2(3〜4か月目):Cloud Digital Leaderに挑戦する
基礎を固めたら、まずCloud Digital Leaderの取得を目指しましょう。
- Courseraの「Google Cloud Digital Leader Training Professional Certificate」を受講
- 公式模擬試験で実力チェック
- GCPの主要サービス(Compute Engine、Cloud Storage、BigQuery等)の概要を把握
Cloud Digital Leaderは多肢選択式の試験です。合格ラインは非公表ですが、70%程度の正答率が目安とされています。
Phase 3(5〜8か月目):Associate Cloud Engineerに挑戦する
Cloud Digital Leaderに合格したら、次のステップとしてAssociate Cloud Engineerを目指します。
- GCPの無料クレジットを使ってハンズオン練習
- Compute Engine、GKE、Cloud Run、Cloud Functionsの使い分けを理解
- IAM(Identity and Access Management)の設計パターンを習得
- gcloudコマンドラインツールの操作に慣れる
Associate Cloud Engineerは、実務に直結するスキルを証明できるため、転職活動で非常に強いアピールポイントになります。
Phase 4(9〜12か月目以降):Professionalレベルに挑戦する
Associate Cloud Engineerに合格し、ある程度の実務経験を積んだら、キャリアの方向性に応じてProfessional資格に挑戦しましょう。
| キャリアの方向性 | おすすめの資格 |
|---|---|
| インフラ・設計 | Professional Cloud Architect |
| データ分析・BI | Professional Data Engineer |
| アプリケーション開発 | Professional Cloud Developer |
| セキュリティ | Professional Cloud Security Engineer |
| 運用・自動化 | Professional Cloud DevOps Engineer |
| AI・機械学習 | Professional Machine Learning Engineer |
どのProfessional資格を選ぶべきか迷った場合は、Professional Cloud Architectがおすすめです。アーキテクチャ全体を俯瞰する知識が求められるため、どの分野に進んでも役立つ基盤スキルが身につきます。
名古屋エリアでIT転職を考えている方にとって、Google Cloud認定資格は他の候補者との大きな差別化要因になります。特に製造業や自動車産業が集積する名古屋では、IoTやデータ分析にGCPを活用するプロジェクトが増加中です。株式会社アイティークロスでも、GCPを活用した案件に携わるエンジニアが増えており、資格取得を応援する研修制度を設けています。
Google Cloud 認定資格の受験方法と当日の注意点
試験の申し込みから当日の流れまで、初めて受験する方が迷わないよう詳しく解説します。
受験方法は2種類
Google Cloud認定試験は、以下の2つの方法で受験できます。
1. テストセンター受験(オンサイト)
- Kryterion社のテストセンターで受験
- 名古屋市内にもテストセンターあり(栄・名駅エリア)
- 身分証明書(パスポートまたは運転免許証)が必要
- 試験環境が安定しており、トラブルが少ない
2. オンライン受験(リモート)
- 自宅やオフィスからWebカメラ付きPCで受験可能
- 受験環境の要件が厳しい(個室、デスク上に物がない状態等)
- 試験監督がリモートで監視
- 通信トラブルのリスクがある
初めて受験する方には、テストセンター受験をおすすめします。オンライン受験は環境要件が厳しく、受験中にカメラの角度を指摘されるなどのトラブルが報告されています。
申し込みの手順
- Google Cloud認定資格の公式ページにアクセス
- 受験したい資格の「登録」ボタンをクリック
- Webassessorアカウントを作成(初回のみ)
- 受験方法(テストセンターまたはリモート)を選択
- 日時と会場を選択
- クレジットカードで受験料を支払い
- 予約確認メールを受信
予約は試験日の24時間前まで変更・キャンセルが可能です(キャンセル料は原則無料)。
当日の持ち物と注意事項
- 有効な身分証明書2点:1点は写真付き(運転免許証、パスポート等)、もう1点は署名付き(クレジットカード等)。名前のローマ字表記が登録情報と一致していることを確認してください。
- 予約確認番号:メールに記載された番号を控えておきましょう。
- 時間に余裕を持って到着:受付手続きに15分程度かかるため、試験開始30分前には到着するのが理想です。
- 持ち込み禁止物:スマートフォン、時計、メモ用紙、電卓等はすべてロッカーに預けます。テストセンター側がメモ用のホワイトボードまたは用紙を提供します。
試験の形式と解答のコツ
Google Cloud認定試験は、多肢選択式(4つの選択肢から1つまたは複数を選択)です。
- すべての問題に配点があり、不正解によるペナルティはありません。わからない問題も必ず回答しましょう。
- 「あとで見直す」フラグ機能があるので、迷った問題にはフラグを付けて先に進みましょう。
- Professional試験ではケーススタディが出題されることがあります。事前に公式サイトでケーススタディの内容を確認しておくと、本番で時間を節約できます。
- 試験終了後、即座に合否が画面に表示されます(正式な結果は7〜10日後にメールで届きます)。
Google Cloud 認定資格とAWS・Azure資格の比較
クラウド認定資格を取得する際、「AWS、Azure、Google Cloudのどれを選ぶべきか」は多くの方が悩むポイントです。ここでは3つのクラウドプラットフォームの認定資格を客観的に比較します。
| 比較項目 | Google Cloud認定 | AWS認定 | Azure認定 |
|---|---|---|---|
| 資格数 | 11種類 | 12種類 | 40種類以上 |
| 入門資格の受験料 | $99 | $100 | $165 |
| 上級資格の受験料 | $200 | $300 | $165 |
| 有効期限 | 2年 | 3年 | 1年(更新は無料) |
| 試験言語 | 英語・日本語 | 英語・日本語 | 英語・日本語 |
| 市場シェア | 約11% | 約31% | 約25% |
| 強みの分野 | データ分析・AI/ML | 汎用性・サービス数 | エンタープライズ・ハイブリッド |
Google Cloud認定を選ぶべき人
- データ分析やBigQuery、機械学習(Vertex AI)に興味がある方
- Kubernetes(GKE)やコンテナ技術を深く学びたい方
- Google Workspaceを使っている企業で働いている方
- 比較的新しい技術スタックに触れたい方
AWS認定を選ぶべき人
- クラウド市場で最も求人数が多い資格を取りたい方
- 幅広いサービスを使いこなしたい方
- SIerやコンサルティング企業でのキャリアを考えている方
Azure認定を選ぶべき人
- Microsoft製品(Windows Server、Active Directory等)の経験がある方
- エンタープライズ環境でのクラウド活用に興味がある方
- 段階的に多くの資格を取得してスキルを可視化したい方
結論として、どのクラウド資格も価値があり、「正解」は一つではありません。自分のキャリア目標や所属企業で使われているクラウドに合わせて選ぶのが最善です。複数のクラウド資格を持つ「マルチクラウドエンジニア」の需要も高まっており、まず一つを取得してから他のプラットフォームにも挑戦するのがおすすめです。
AWS認定資格やAzure認定資格についてより詳しく知りたい方は、当ブログの関連記事もあわせてご覧ください。
Google Cloud 認定資格を活かしたキャリアパスと年収
Google Cloud認定資格を取得した後、どのようなキャリアパスが開けるのかを具体的に見ていきましょう。
代表的な職種と年収レンジ
| 職種 | 関連する認定資格 | 年収レンジ(日本) |
|---|---|---|
| クラウドエンジニア | Associate Cloud Engineer / Professional Cloud Architect | 450〜800万円 |
| データエンジニア | Professional Data Engineer | 500〜900万円 |
| クラウドアーキテクト | Professional Cloud Architect | 600〜1,200万円 |
| MLエンジニア | Professional Machine Learning Engineer | 600〜1,200万円 |
| SREエンジニア | Professional Cloud DevOps Engineer | 550〜1,000万円 |
| セキュリティエンジニア | Professional Cloud Security Engineer | 500〜1,000万円 |
| クラウドコンサルタント | Professional Cloud Architect + 複数資格 | 700〜1,500万円 |
上記の年収レンジは、経験年数や企業規模、所在地によって大きく異なります。名古屋エリアでは東京と比べてやや低めの傾向がありますが、生活コストを考慮すると実質的な手取りはほぼ同等か、むしろ高くなるケースもあります。
未経験からのキャリアステップ例
以下は、IT未経験からGoogle Cloud認定資格を活かしてキャリアを築いた場合のモデルケースです。
- 1年目:Cloud Digital Leader取得 → SES企業でインフラ運用・監視業務に従事(年収300〜350万円)
- 2年目:Associate Cloud Engineer取得 → クラウド環境の構築・運用を担当(年収380〜450万円)
- 3〜4年目:Professional Cloud Architect取得 → 設計・提案も含むクラウドエンジニアとして活躍(年収500〜650万円)
- 5年目以降:複数のProfessional資格を取得 → クラウドアーキテクトやテックリードとしてチームを牽引(年収700万円以上)
このように、Google Cloud認定資格は計画的に取得していくことで、着実にキャリアと年収をステップアップさせるツールになります。
株式会社アイティークロスでは、エンジニアのキャリアパスを個別にサポートする体制を整えています。入社時に個人の希望を100%ヒアリングした上で、スキルレベルに応じた案件を提案。大手自動車メーカーや金融機関、官公庁など、多様な業種の案件を保有しているため、Google Cloud認定資格を活かせるプロジェクトにアサインされる可能性も高いです。
また、異業種からの転職者が5割以上を占めており、IT未経験の方でも安心してスタートできる充実した研修制度があります。年間休日125日、残業月平均12.3時間というワークライフバランスの中で、着実にスキルアップを目指せる環境です。
まとめ:Google Cloud 認定資格でクラウドキャリアを切り開こう
この記事で紹介した内容のポイントを整理します。
- Google Cloud認定資格は全11種類あり、Foundational・Associate・Professionalの3レベルに分かれている
- 未経験者はCloud Digital Leaderから始めて段階的にステップアップするのがおすすめ
- 勉強法は「公式学習パス → オンライン教材 → 公式ドキュメント → 模擬試験 → ハンズオン」の5ステップが効果的
- Professional Cloud ArchitectとProfessional Data Engineerは市場価値が特に高い
- 受験はテストセンターとオンラインの2方式があり、初回はテストセンターがおすすめ
- AWS認定やAzure認定との比較では、データ分析・AI/ML分野でのGoogle Cloudの強みが際立つ
- 資格取得後はクラウドエンジニア、データエンジニア、アーキテクトなど多様なキャリアパスが開ける
- 計画的な資格取得で、年収450万円から700万円以上へのステップアップが現実的に可能
Google Cloud認定資格は、クラウド時代のキャリアを切り開くための強力な武器です。特にデータ分析やAI・機械学習の分野でキャリアを築きたい方にとって、Google Cloudの認定資格は最適な選択と言えるでしょう。
まずは自分の現在のスキルレベルを客観的に評価し、適切なレベルの資格から挑戦を始めてみてください。クラウド技術の学習は一朝一夕にはいきませんが、正しい方法で継続すれば必ず成果が出ます。
名古屋エリアでIT転職やクラウドエンジニアとしてのキャリアをお考えの方は、ぜひ株式会社アイティークロスにもご相談ください。Java、PHP、Python、JavaScript、AWSやGoogle Cloudなど多様な技術領域の案件を保有し、エンジニア一人ひとりの希望に寄り添ったキャリア支援を行っています。
よくある質問(FAQ)
Google Cloud認定資格は未経験でも取得できますか?
はい、未経験の方でも取得可能です。特にCloud Digital Leaderは技術経験不問の入門資格で、クラウドの基本概念やビジネス活用を問う内容です。1〜2か月の学習で合格を目指せます。まずCloud Digital Leaderを取得し、次にAssociate Cloud Engineerへとステップアップする流れがおすすめです。
Google Cloud認定試験の受験料はいくらですか?
Cloud Digital Leader(Foundationalレベル)は$99(約15,000円)、Associate Cloud Engineerおよび全てのProfessionalレベル資格は$200(約30,000円)です。支払いはクレジットカードで行います。為替レートによって日本円での金額は変動しますのでご注意ください。
Google Cloud認定資格の有効期限はありますか?
はい、すべてのGoogle Cloud認定資格には2年間の有効期限があります。期限が近づいたら再認定試験を受験して更新する必要があります。クラウド技術は進化が速いため、常に最新のスキルを維持するための仕組みとなっています。
Google Cloud認定とAWS認定はどちらを先に取るべきですか?
どちらを先に取るかは、ご自身のキャリア目標や職場で使われている技術によります。求人数の多さではAWS認定、データ分析やAI/ML分野への興味があればGoogle Cloud認定がおすすめです。いずれのクラウド資格も市場価値が高いため、まず一つを取得してから他のプラットフォームにも挑戦するのが理想的です。
Google Cloud認定試験は日本語で受験できますか?
はい、ほとんどのGoogle Cloud認定試験は日本語で受験可能です。ただし、一部の新しい資格では日本語対応が遅れる場合があります。受験前に公式サイトで対応言語を確認しましょう。なお、日本語訳がわかりにくい問題は、試験中に英語表示に切り替えることもできます。
Google Cloud認定資格の勉強にかかる費用はどのくらいですか?
最低限の費用で学習する場合、受験料($99〜$200)のほかに、Google Cloud Skills Boostの月額サブスクリプション(約$29/月)、Udemyの講座(セール時1,500〜2,000円程度)、書籍代(2,000〜4,000円)で合計2〜5万円程度です。Google Cloudの無料枠($300分のクレジット)を活用すればハンズオン練習の費用も抑えられます。
Google Cloud認定資格を取得すると年収はどのくらい上がりますか?
資格取得だけで自動的に年収が上がるわけではありませんが、転職や昇給交渉の際に有利に働きます。日本国内では、クラウド認定資格保有者は非保有者と比較して年収が50〜150万円程度高い傾向があります。特にProfessional Cloud ArchitectやProfessional Data Engineerは市場価値が高く、年収600万円以上のポジションで求められることが多い資格です。
コメント