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ノートパソコンのタッチパッドが動かない!まず確認すべきこと
ノートパソコンを使っていて、突然タッチパッドが動かなくなった経験はありませんか。マウスが手元にないときに限ってタッチパッドが反応しなくなると、非常に困りますよね。
この記事では、ノートパソコンのタッチパッドが動かない原因と具体的な解決策を15個ご紹介します。Windows・Mac両方の対処法を網羅していますので、お使いの環境に合わせてぜひ参考にしてください。
IT業界で日々さまざまなトラブルシューティングを行っている株式会社アイティークロスのエンジニアの知見をもとに、初心者の方でも実践できるよう、手順をわかりやすくまとめました。
まずは慌てずに、以下のポイントを順番に確認していきましょう。
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タッチパッドが動かない主な原因7つ
ノートパソコンのタッチパッドが動かない原因は、大きく分けて「ソフトウェア的な問題」と「ハードウェア的な問題」の2種類に分類できます。原因を正しく特定することが、最短で問題を解決するための第一歩です。
原因1:タッチパッドが無効になっている
最も多い原因がこれです。キーボードのショートカットキーを誤って押してしまい、タッチパッド機能がオフになっているケースが非常に多く見られます。多くのノートパソコンには、Fnキーと組み合わせてタッチパッドのオン・オフを切り替える機能が搭載されています。
例えば、以下のようなキーの組み合わせが代表的です。
- Lenovo:Fn + F6 または Fn + F8
- HP:Fn + F5 またはタッチパッド左上のダブルタップ
- Dell:Fn + F3 または Fn + F5
- ASUS:Fn + F9
- 東芝(dynabook):Fn + F9
メーカーや機種によって異なりますので、キーボード上にタッチパッドのアイコンが印字されたキーを探してみてください。
原因2:外付けマウスの接続による自動無効化
Windowsの設定には、「外付けマウスを接続したときにタッチパッドを自動的にオフにする」というオプションがあります。USBマウスやBluetooth接続のマウスをつないだ際に、この設定が有効になっていると、タッチパッドが動かなくなります。
マウスを外しても元に戻らない場合は、設定そのものを確認する必要があります。
原因3:ドライバの不具合・破損
タッチパッドを制御するデバイスドライバが破損したり、バージョンが古くなったりすると、正常に動作しなくなることがあります。Windows Updateの後にタッチパッドが動かなくなった場合は、ドライバの互換性が原因であることが多いです。
原因4:Windows Updateによる設定変更
大型アップデート後に、タッチパッドの設定がリセットされるケースがあります。Windows 10や11では、アップデート時にデバイスの設定が初期化されることが報告されています。
原因5:BIOSでタッチパッドが無効化されている
あまり知られていませんが、BIOSの設定でタッチパッドが無効になっている場合があります。中古パソコンを購入した場合や、過去にBIOS設定を変更したことがある場合は、この可能性を疑いましょう。
原因6:タッチパッド表面の汚れや水分
意外と見落としがちなのが、物理的な問題です。タッチパッドの表面に油分や水分が付着していると、正常にタッチを検知できなくなります。また、手が濡れていたり、手汗が多い状態だったりすると反応が鈍くなることがあります。
原因7:ハードウェアの故障
上記のすべてを試しても改善しない場合は、タッチパッド自体の物理的な故障が考えられます。ノートパソコンの落下や圧力による内部ケーブルの断線、経年劣化による接触不良などが原因です。
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【Windows編】タッチパッドが動かないときの解決法10選
ここからは、Windowsユーザー向けに具体的な解決手順を10個ご紹介します。上から順番に試していくことで、効率的に問題を解決できます。
解決法1:ファンクションキーでタッチパッドを有効にする
最初に試していただきたいのが、キーボードのショートカットキーでの切り替えです。
- キーボード上部のファンクションキー列(F1〜F12)を確認します
- タッチパッドのアイコンが印字されたキーを見つけます
- Fnキーを押しながら、そのファンクションキーを押します
- タッチパッドが反応するか確認します
この操作だけで解決するケースが全体の約30%を占めると言われています。まずはこの方法を試してみてください。
解決法2:Windowsの設定からタッチパッドを有効にする
Windows 10/11では、設定画面からタッチパッドの有効・無効を切り替えられます。
- キーボードのWindowsキー + Iを押して「設定」を開きます
- 「Bluetoothとデバイス」をクリックします
- 「タッチパッド」を選択します
- タッチパッドのトグルスイッチが「オン」になっているか確認します
- オフになっている場合は「オン」に切り替えます
あわせて、「マウスの接続時にタッチパッドをオフにしない」にチェックが入っているかも確認しましょう。この設定が有効だと、外付けマウスを接続するたびにタッチパッドが無効化されてしまいます。
解決法3:デバイスマネージャーでドライバを確認・更新する
ドライバの不具合が原因の場合は、デバイスマネージャーから対処します。
- Windowsキー + Xを押してメニューを開きます
- 「デバイスマネージャー」を選択します
- 「マウスとそのほかのポインティングデバイス」を展開します
- タッチパッドデバイス(Synaptics、ELAN、Precisionなど)を右クリックします
- 「ドライバーの更新」を選択します
- 「ドライバーを自動的に検索」をクリックします
ドライバの更新で改善しない場合は、一度「デバイスのアンインストール」を行い、パソコンを再起動してみてください。再起動時にWindowsが自動的に最適なドライバを再インストールしてくれます。
解決法4:ドライバをロールバック(以前のバージョンに戻す)する
Windows Update後にタッチパッドが動かなくなった場合は、ドライバのロールバックが有効です。
- デバイスマネージャーでタッチパッドデバイスを右クリックします
- 「プロパティ」を選択します
- 「ドライバー」タブを開きます
- 「ドライバーを元に戻す」ボタンをクリックします
- 理由を選択して「はい」をクリックします
「ドライバーを元に戻す」ボタンがグレーアウトしている場合は、以前のドライバが保存されていないため、メーカーの公式サイトから適切なバージョンのドライバをダウンロードしてインストールしてください。
解決法5:外付けマウスをすべて取り外す
外付けマウスの接続が原因でタッチパッドが無効になっている場合の対処法です。
- USBマウスをすべて取り外します
- Bluetoothマウスがペアリングされている場合は接続を切断します
- USBレシーバー(ワイヤレスマウスの受信機)も取り外します
- パソコンを再起動します
- タッチパッドが動作するか確認します
これで動作する場合は、解決法2で紹介した「マウス接続時のタッチパッド設定」を見直しましょう。
解決法6:トラブルシューティングツールを実行する
Windowsには自動でハードウェアの問題を診断・修復するツールが搭載されています。
- 「設定」→「システム」→「トラブルシューティング」を開きます
- 「その他のトラブルシューティングツール」をクリックします
- 「ハードウェアとデバイス」の「実行」ボタンをクリックします
- 画面の指示に従って診断を進めます
Windows 11では、このオプションが直接表示されない場合があります。その場合は、コマンドプロンプトを管理者権限で開き、「msdt.exe -id DeviceDiagnostic」と入力して実行してください。
解決法7:BIOSでタッチパッドを有効にする
BIOS設定でタッチパッドが無効になっている場合の対処法です。
- パソコンをシャットダウンします
- 電源を入れた直後にF2キーまたはDeleteキーを連打してBIOSに入ります
- 「Advanced」や「Main」タブ内で「Internal Pointing Device」や「Touchpad」の項目を探します
- 「Disabled」になっている場合は「Enabled」に変更します
- 「F10」キーを押して設定を保存し、再起動します
BIOSへの入り方はメーカーによって異なります。代表的なキーは以下のとおりです。
| メーカー | BIOSへのアクセスキー |
|---|---|
| Lenovo | F1 または F2 |
| HP | F10 または Esc → F10 |
| Dell | F2 |
| ASUS | F2 または Delete |
| 東芝(dynabook) | F2 |
| 富士通 | F2 |
| NEC | F2 |
解決法8:レジストリを修正する
上級者向けの方法ですが、レジストリの値が不正に変更されてタッチパッドが無効になっていることがあります。
- Windowsキー + Rを押して「regedit」と入力し、Enterを押します
- 以下のパスに移動します:HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWARESynapticsSynTPInstall
- 「DeleteUserSettingsOnUpgrade」の値を確認します
- 値が0の場合は、ダブルクリックして1に変更します
- パソコンを再起動します
注意:レジストリの編集はシステムに重大な影響を与える可能性があります。必ず事前にレジストリのバックアップを取ってから作業してください。不安な場合は、この方法はスキップして専門家に相談することをおすすめします。
解決法9:システムの復元を実行する
タッチパッドが正常に動作していた時点のシステム状態に復元する方法です。
- 「設定」→「システム」→「バージョン情報」→「システムの保護」を開きます
- 「システムの復元」ボタンをクリックします
- タッチパッドが正常に動作していた日付の復元ポイントを選択します
- 「次へ」→「完了」をクリックして復元を実行します
システムの復元ではファイルやデータは削除されませんが、復元ポイント以降にインストールしたアプリは削除される場合があります。重要なデータは念のためバックアップを取っておきましょう。
解決法10:Windowsをクリーンブートで起動する
常駐ソフトやサービスがタッチパッドの動作を妨げている可能性を調べる方法です。
- Windowsキー + Rを押して「msconfig」と入力し、Enterを押します
- 「サービス」タブで「Microsoftのサービスをすべて隠す」にチェックを入れます
- 「すべて無効」ボタンをクリックします
- 「スタートアップ」タブで「タスクマネージャーを開く」をクリックします
- すべてのスタートアップ項目を無効にします
- パソコンを再起動します
クリーンブート状態でタッチパッドが動作する場合は、いずれかの常駐ソフトが原因です。サービスやスタートアップ項目を一つずつ有効に戻しながら、原因となるソフトを特定してください。
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【Mac編】タッチパッド(トラックパッド)が動かないときの解決法5選
MacBookユーザーの方も、トラックパッド(Macではタッチパッドをこう呼びます)が動かなくなることがあります。Mac特有の解決法を5つご紹介します。
解決法11:Bluetoothマウスの接続を切る
MacにもBluetoothマウス接続時にトラックパッドを無効にする設定があります。
- メニューバーの「Bluetoothアイコン」をクリックします
- 接続中のマウスデバイスの「接続解除」を選択します
- トラックパッドが動作するか確認します
設定を変更するには、「システム設定」→「アクセシビリティ」→「ポインタコントロール」で「マウスまたはワイヤレストラックパッドがあるときは内蔵トラックパッドを無視」のチェックを外してください。
解決法12:NVRAM/PRAMをリセットする
Macのハードウェア設定を保存するNVRAM(不揮発性ランダムアクセスメモリ)をリセットすると、トラックパッドの問題が解決することがあります。
- Macをシャットダウンします
- 電源を入れた直後にOption + Command + P + Rの4つのキーを同時に押し続けます
- 約20秒間押し続けてからキーを離します
- Macが再起動したら、トラックパッドを確認します
Apple Silicon(M1/M2/M3チップ)搭載のMacではNVRAMリセットは不要です。通常の再起動で自動的にリセットされます。
解決法13:SMCをリセットする
SMC(システム管理コントローラ)は、電源管理や各種ハードウェアを制御するチップです。
Intel搭載MacBookの場合:
- Macをシャットダウンします
- Shift + Control + Optionキーと電源ボタンを同時に10秒間押し続けます
- すべてのキーを離します
- 電源ボタンを押してMacを起動します
Apple Silicon搭載Macの場合:
SMCは搭載されていないため、Macを完全にシャットダウンし、30秒以上待ってから起動してください。
解決法14:セーフモードで起動する
- Macをシャットダウンします
- 電源ボタンを押した直後にShiftキーを押し続けます(Intel Mac)
- ログイン画面が表示されたらShiftキーを離します
- セーフモードでトラックパッドが動作するか確認します
セーフモードでトラックパッドが正常に動作する場合は、インストールしたサードパーティ製のソフトウェアが原因の可能性が高いです。
解決法15:macOSを再インストールする
すべての方法を試しても改善しない場合は、macOSの再インストールを検討してください。
- Time Machineでバックアップを取ります
- macOS復旧モードで起動します(Command + R)
- 「macOSを再インストール」を選択します
- 画面の指示に従ってインストールを完了します
再インストールでも解決しない場合は、ハードウェアの故障が考えられます。Apple StoreまたはApple正規サービスプロバイダに修理を依頼しましょう。
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タッチパッドが動かない場合の応急処置
修理に出すまでの間や、すぐに解決できない場合の応急処置もご紹介しておきます。
外付けマウスを使用する
最も手軽な応急処置です。USB接続のマウスであれば、ドライバのインストールなしですぐに使えます。Bluetooth接続のマウスも便利ですが、ペアリング操作にキーボード操作が必要になる点に注意してください。
応急用として、1,000円〜2,000円程度のUSBマウスを一つ持っておくと安心です。
キーボードだけで操作する
マウスもタッチパッドも使えない緊急時に覚えておきたいキーボード操作をまとめました。
| 操作 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| スタートメニュー/Spotlight | Windowsキー | Command + Space |
| アプリの切り替え | Alt + Tab | Command + Tab |
| 設定を開く | Windowsキー + I | Command + ,(カンマ) |
| ウィンドウを閉じる | Alt + F4 | Command + W |
| 項目の選択・移動 | Tabキー | Tabキー |
| 決定 | Enterキー | Enterキー |
| 右クリック相当 | Shift + F10 | Control + クリック操作不可 |
マウスキー機能を有効にする
Windowsには、テンキーでマウスカーソルを操作する「マウスキー」機能があります。
- 左Alt + 左Shift + NumLockを同時に押します
- 確認ダイアログが表示されたらEnterを押します
- テンキーの数字キーでカーソルを操作できます(5キーがクリック)
テンキーがないノートパソコンの場合は、「設定」→「アクセシビリティ」→「マウス」から「マウスキー機能」をオンにしてください。
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タッチパッドの不具合を予防する5つの習慣
問題が解決したら、再発を防ぐための予防策も実践しましょう。日頃の習慣で、タッチパッドのトラブルを大幅に減らすことができます。
習慣1:タッチパッドを定期的に清掃する
週に1回程度、マイクロファイバークロスでタッチパッドの表面を拭きましょう。アルコール成分の少ないクリーナーを使うと効果的です。強い溶剤やウェットティッシュは表面のコーティングを傷める可能性があるので避けてください。
習慣2:ドライバを最新に保つ
メーカーの公式サイトで定期的にドライバの更新がないか確認しましょう。Windows Updateだけでは最新のドライバが配信されないことがあります。
主要メーカーのドライバダウンロードページは以下のとおりです。
- Lenovo:Lenovo サポートサイト
- HP:HP カスタマーサポート
- Dell:Dell サポート
- ASUS:ASUS ダウンロードセンター
習慣3:Windows Updateは計画的に行う
大型アップデートの直後にトラブルが発生することがあります。重要な作業の前にはアップデートを延期し、事前にシステムの復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。
習慣4:ノートパソコンの持ち運びに注意する
タッチパッド付近に強い圧力がかかると、内部のケーブルが損傷する原因になります。カバンに入れるときは、パソコン用のインナーケースを使い、上に重いものを載せないようにしましょう。
習慣5:定期的なバックアップを取る
タッチパッドの不具合に限らず、パソコントラブルに備えて定期的なバックアップは必須です。システムの復元ポイントを自動作成する設定にしておくと、いざというときにスムーズに対応できます。
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それでも直らないときはプロに相談しよう
ここまでの15の解決法をすべて試しても改善しない場合は、ハードウェアの故障が濃厚です。以下の選択肢を検討してください。
メーカーサポートに問い合わせる
保証期間内であれば、メーカーの無償修理を受けられる場合があります。購入時の保証書やレシートを確認しましょう。主要メーカーの標準保証期間は1年間です。延長保証に加入している場合は3〜5年間の保証が受けられることもあります。
修理専門業者に依頼する
保証期間が過ぎている場合は、パソコン修理の専門業者に依頼する方法もあります。タッチパッドの修理費用の目安は以下のとおりです。
| 修理内容 | 費用目安 | 修理期間 |
|---|---|---|
| タッチパッドの交換 | 8,000円〜20,000円 | 3〜7日 |
| 内部ケーブルの修理 | 5,000円〜15,000円 | 2〜5日 |
| 基板修理(軽度) | 15,000円〜30,000円 | 5〜14日 |
修理費用が本体価格の半分以上になる場合は、買い替えも選択肢に入れるとよいでしょう。
パソコンの買い替えを検討する
購入から5年以上経過したノートパソコンの場合は、タッチパッド以外にも経年劣化が進んでいる可能性があります。修理しても他の部分が故障するリスクを考えると、買い替えのほうがコストパフォーマンスに優れる場合があります。
買い替えの際は、用途に合ったスペックを選ぶことが大切です。IT関連の仕事で使うのであれば、開発環境に適したスペックのパソコンを選びましょう。
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エンジニアの現場で実践されるトラブル対応の考え方
ここで少し視点を変えて、IT業界のプロフェッショナルがどのようにトラブルシューティングを行っているかをご紹介します。
株式会社アイティークロスでは、大手自動車メーカーや金融機関、官公庁などの案件に携わるエンジニアが多数在籍しています。彼らが日常的に実践しているトラブル対応の基本は「切り分け」と呼ばれる手法です。
切り分けの基本ステップ
- 問題の再現確認:いつ、どのような条件でタッチパッドが動かなくなったか
- 変更点の特定:正常に動いていたときから何が変わったか(ソフトのインストール、アップデートなど)
- 範囲の絞り込み:ソフトウェアの問題かハードウェアの問題かを切り分ける
- 仮説と検証:考えられる原因をリストアップし、一つずつ検証する
- 解決と記録:解決した方法を記録し、再発防止策を考える
この考え方は、タッチパッドの問題に限らず、あらゆるパソコントラブルに応用できます。パニックにならず、冷静に一つずつ原因を絞り込んでいくことが大切です。
こうしたトラブルシューティングのスキルは、IT業界で非常に重宝されます。名古屋エリアでITエンジニアへのキャリアチェンジに興味がある方は、株式会社アイティークロスの充実した研修制度を活用して、実践的なスキルを身につけることもできます。異業種からの転職者が5割以上在籍しており、未経験からでもステップアップできる環境が整っています。
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まとめ:タッチパッドが動かないときの対処チェックリスト
最後に、この記事で紹介した解決法をチェックリスト形式でまとめます。
- ファンクションキーでタッチパッドのオン・オフを確認する
- Windowsの設定でタッチパッドが有効になっているか確認する
- 外付けマウスをすべて取り外して動作確認する
- デバイスマネージャーでドライバを更新・再インストールする
- ドライバのロールバックを試す
- Windowsのトラブルシューティングツールを実行する
- BIOS設定でタッチパッドが有効になっているか確認する
- システムの復元を実行する
- クリーンブートで常駐ソフトの影響を確認する
- Macの場合はNVRAM・SMCリセットを試す
- タッチパッド表面の汚れを清掃する
- すべて試しても改善しない場合はメーカーや修理業者に相談する
ノートパソコンのタッチパッドが動かないトラブルは、多くの場合ソフトウェアの設定やドライバの問題で解決できます。焦らず順番に対処していけば、きっと問題を解決できるはずです。
この記事が、タッチパッドのトラブルに悩むすべての方のお役に立てれば幸いです。
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よくある質問(FAQ)
ノートパソコンのタッチパッドが急に動かなくなった場合、最初に何を確認すればいいですか?
最初にキーボードのファンクションキーを確認してください。Fnキーとタッチパッドアイコンが印字されたキー(F5〜F9など、メーカーにより異なります)を同時に押すことで、誤って無効にしてしまったタッチパッドを再び有効にできます。約30%のケースがこの操作だけで解決します。
外付けマウスを抜いてもタッチパッドが動かないのはなぜですか?
Windowsの設定で「マウスの接続時にタッチパッドをオフにする」が有効になっている場合、外付けマウスを外しても設定がそのまま残ることがあります。「設定」→「Bluetoothとデバイス」→「タッチパッド」から設定を確認し、タッチパッドを手動でオンに切り替えてください。
Windows Update後にタッチパッドが動かなくなった場合はどうすればいいですか?
Windows Update後のトラブルはドライバの互換性が原因であることが多いです。デバイスマネージャーからタッチパッドのドライバを「元に戻す」(ロールバック)か、一度アンインストールしてパソコンを再起動してみてください。また、システムの復元でUpdate前の状態に戻すことも有効です。
タッチパッドの修理費用はどのくらいかかりますか?
タッチパッドの修理費用は修理内容によって異なりますが、タッチパッド本体の交換で8,000円〜20,000円、内部ケーブルの修理で5,000円〜15,000円、基板修理で15,000円〜30,000円が目安です。保証期間内であればメーカーの無償修理が受けられる場合がありますので、まず保証書を確認してください。
MacBookのトラックパッドが動かない場合、Windowsと同じ対処法で直りますか?
MacBookの場合は対処法が異なります。まずBluetoothマウスの接続を切り、「システム設定」→「アクセシビリティ」→「ポインタコントロール」の設定を確認してください。改善しない場合は、NVRAM(Option+Command+P+R)やSMC(Shift+Control+Option+電源ボタン)のリセットを試みてください。Apple Silicon搭載機ではシャットダウン後30秒以上待って再起動するだけで済みます。
タッチパッドが壊れないように日頃から気をつけることはありますか?
タッチパッドの不具合を予防するには、週1回程度のマイクロファイバークロスでの清掃、ドライバの定期的な更新、ノートパソコン持ち運び時のインナーケースの使用が効果的です。また、Windows Updateの前にシステムの復元ポイントを作成しておくと、トラブル発生時にすぐに元の状態に戻せます。
タッチパッドもマウスも使えないとき、キーボードだけで操作できますか?
はい、キーボードだけでも基本的な操作は可能です。Tabキーで項目を移動、Enterキーで決定、Alt+Tabでアプリ切り替え、Windowsキー+Iで設定を開くなどのショートカットが使えます。また、左Alt+左Shift+NumLockで「マウスキー機能」を有効にすると、テンキーでマウスカーソルを操作することもできます。